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食品業(二次産業)の企業評価方法

●企業評価のポイント
・【加工食品】輸入原材料の高等が食卓に波及
・【菓子、パン製造】低価格なPB品との競争が厳しい
・【製糖、製粉、製油】穀物価格の高騰が直撃、値上げ相次ぐ

●食品業詳細の分析
【加工食品】
・食品業界全体では、製造原価に占める原材料費の比率が高い。支払条件は中堅メーカーで7~60日サイトが多く、対卸売市場では7日、対商社では45~90日サイトが平均的。一方、回収においては、小売直接販売形式のため現金決済が多く、36日サイトが一般的。
・売上の季節変動は中元・歳暮期は20~30%、多いところでは50%増加する企業もある。一方、閑散期(1、2月)は20~30%の減少がみられる。また、ニーズの多様化に伴い、製造コストも増加傾向にある。
【菓子・パン製造】
・菓子製造業においては、原料メーカーや問屋との取引は手形、小売店との取引には現金決済が多い。
・業界に共通して固定比率が高い傾向にある(装置産業の性格が強い)。多品種化の進展により、設備資金需要の頻度も高まっていくことが考えられる。競争激化に伴い、各社ともキャンペーン費用や広告宣伝費、特売のための販促費が収益の重荷となっており、営業利益率は低水準で推移している。主力品への依存度も高い傾向。
【製糖】
・設備が大型であり、設備保全・メンテナンス・補修を含め多額の設備投資資金を必要とする。
・収益性はさとうきび生産量に大きく左右され、原料不足による稼働率低下が起こりやすく、その際は収益性も低下する。
【製粉】
・回収は基本的に現金決済で、手形取引はほとんど見られない。回収サイトは30日が一般的。
・約85%を輸入小麦に依存している状態。新興国の需要や国際相場の高騰の影響により価格は上昇傾向にある。しかし国内の消費低迷や低価格志向により、販売価格への転嫁が難しい。生産工程や物流関係の合理化などによるコスト削減により利益体質を強化せざるを得ない。
【製油】
・損益構造は「損益=国内販売価格相場+国際販売価格相場-(原料購入国際相場価格+経費)」となっており、国内販売価格は国際相場決定後に決まるため、為替の状況が損益に与える影響が大きくなる。また、原料調達国から船荷が出港した時点で、その原料は取得企業所有となるため、B/Sの在庫の中には航海中の船荷も含まれ、在庫過多と判断されることもある。